MAPS WEBLOG
JULY 27, 2023
THURSDAY FIVE AM
CHAPTER ONE THOUSAND EIGHT HUNDRED EIGHTY NINE
RED WING
Red Wing
今週のレアネタ、、、
通称、
ここで軽くおさらいを、
エンジニアブーツが新しいワークブーツとして登場したのが1930年代、
当時は、アウトドアやヘビーデューティーなワーク用としてまだ一般的だった膝下丈の編み上げロングブーツに比べ、脱ぎ履きが簡単なブーツとして登場、
やがて11インチ程度の丈のものが主流となってきたエンジニアブーツが、ワークブーツの市場で大きく伸びたのが1950年代、
作業の現場に世界大戦から戻ってきた若者が多くなり、また急速に経済が発展し、
新たなスタイルを求める強いトレンドの中、彼らが好んだ新しいタイプのワークブーツがエンジニアブーツでした、
白いTシャツに革ジャン、
LEVI’S #501、LEE#101、
プラス、バイクってのが、
ワークウェアやワークブーツを学校や普通の仕事場に持ち込むことがまだ認められてない時代に、
反社会的で強烈に新鮮なものとして受け止めらたんですね、
それが1960年代に入ると、作業現場のワーカー達は、より機能的でコストパフォーマンスの高いベーシックなレースアップタイプのワークブーツに戻っていき、
流行に乗る形でエンジニアブーツを製造していた多くの靴メーカーのほとんどは、その製造を中止しました、
そんな折、Red Wing は、エンジニアブーツを作り続ける数少ないメーカーとして、
スティールトゥの#2268を製造し続けました、
それは、1980年代に日本でも販売されるようになり、
1950年代のアメリカのユースカルチャーの影響を強く受けた日本のファッション市場で、
古き良きアメリカのテイストをそのまま残したアイテムとして不動の人気を得るものとなりました、
履き込んで革が馴染み、甲やシャフトに深いシワが入り、つま先に傷が入り、
黒いレザーの下の茶色の芯地が見えてくる、
そうしたこと全てが味わいとなり、履く人の愛着を深める、
こうした全般的なワークブーツの特長が特に際立つものが、エンジニアブーツです、
その後2003年頃に、レザーが芯まで黒く染められた「芯通し」タイプに変更され、
その数年後にはシャフト(筒部分)のデザインが脱ぎ履きのしやすい太いものに変えられましたが、
1980~90年代の#2268の、履き込むことで茶色の芯地が見えてくる「茶芯」レザーと、
足首部分を細く絞ったシャフト(レッド・ウィング社内でストーブパイプと呼んでいるデザイン)を望む市場の声は強く、
その声に応える形で2014年、当時の#2268を再現したモデル #9268が登場しました!
1950年代のアメリカから続くエンジニアブーツの系譜の中でも最も正統的な存在と言えるブーツですね、
エンジニアブーツってのもなかなかに履きにくいですよね、
特にこのシャフトの細い直角のやつ、
笑
でもね、
なんかやめられませんね、
#2268、#8268(スエード)、#8258(ホーウィン)、
と、3足持ってるけど
3~4年間くらいそれ以外履いてなかった時期もありましたね、
このブーツも、
ファッションって言うより、
もっと深いところ、
スピリッツ的な感覚かな?
今回、
別にシリーズにするつもりも、
そんな在庫もありませんが、
ここんところ全国からいただく熱いメッセージに、
少しはお応えしたいなと思いまして、、、
サイズが合う方は是非!
Red Wing
9.5 (US/D)
¥ 61,490 (¥55,900+tax)
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